旅好きに向いている仕事7選!おすすめの職種、仕事内容や人気の会社を紹介!

就職後も仕事で色んな場所を訪れたいなと思ったことはありませんか?今回は旅行好きの方に向けて、仕事で国内外様々な場所を訪れることができる仕事を7つ紹介します。ぜひ、職業選びの参考にしてみてください。

記事の目的
旅行好きにおすすめの職業を知る

旅好きに向いてる仕事7選

旅行好きの人が多い、、あるいは旅が好きでないと続けることが難しいといわれる職業と、人気の会社について紹介します。

1.添乗員

添乗員は、旅行客とともに旅をし、旅程を管理する仕事です。現地での引率や観光地での案内など、様々な仕事を担当します。旅行好きにとっては、自分自身も旅行を楽しみながら仕事ができる魅力があります。

仕事内容
ツアーの進行管理とスケジュール調整
お客様への案内やサポート
緊急時の対応
現地ガイドとの連絡調整

人気の会社
株式会社はとバス
はとバスは、東京都を拠点とする観光バス会社で、国内外の観光客に向けたバスツアーを提供しています。1948年に設立され、観光業界で長い歴史を持ち、東京を中心に人気の観光スポットを巡るコースが多数あります。はとバスのツアーは、日帰りから宿泊を伴うものまで多岐にわたり、季節ごとの特別企画やテーマに沿ったツアーも魅力的です。
はとバスの添乗員の魅力は、何より高いトーク力と親しみやすさを兼ね備えた添乗員が多く在籍しているところにあります。添乗員は、東京や関東地方に関する豊富な知識と経験を持ち、観光地の歴史や文化を分かりやすく、興味深く案内します。さらに、バス会社の中では研修制度や福利厚生が充実しており、バスガイドのみならず接客に興味がある方にも魅力的な会社です。

2.通訳

通訳は、異なる言語を話す人々の間でコミュニケーションをサポートする仕事です。国内外様々な場所に帯同し仕事を行うので語学力に自信のある旅行好きにとっては非常に魅力的な職業です。国際会議や観光ガイド、ビジネスの場面など、さまざまなシーンで活躍します。様々な場所を訪れることができるだけでなく、語学力を活かした異文化交流を楽しめる職業でもあります。

仕事内容
会議やイベントでの逐次通訳および同時通訳
ドキュメントや契約書の翻訳

通訳のキャリア
通訳になるには、依頼されたときに派遣される通訳エージェントに登録する方法、社内の通訳として採用される方法、フリーランスの通訳として活躍する方法の3つが一般的です。初めて通訳に挑戦する場合は、通訳エージェントに登録するのが良いでしょう。その後経験を積み、社内通訳に応募したり、フリーランスで活動します。なお、社内通訳は会議での通訳以外にも文書の翻訳作業も担う場合が多く、他の通訳よりも扱う業務が多くなります。IT、コンサル、銀行、広告業界などで社内通訳を設けている場合が多いです。

3.ガイドブックの編集者

ガイドブックの編集者は、旅行先の情報を収集し、読者に提供する仕事です。取材や執筆、編集作業を通じて、最新の旅行情報を発信します。執筆にあたっては取材の対象とする地域の観光地や有名なお店、ホテルなどを取材する必要があるため、必然的に出張が多い職業となります。旅行の魅力を伝えることやライティングに興味を持つ人にぴったりの職業です​ 。

仕事内容
旅行先のリサーチと情報収集
記事やコラムの執筆および編集
写真やイラストの選定とレイアウトの設計
現地取材とインタビューの実施
出版スケジュールの管理と調整

人気の会社
株式会社JTB
JTBは1902年創立の日本最大手の旅行会社で、個人旅行から団体旅行、企業の出張手配やイベント企画まで幅広いサービスを提供しています。豊富なネットワークと高品質なサービスで信頼を得ており、オンライン予約システムや観光情報の発信も充実しています。旅行ガイドブック「るるぶ」を発刊している会社でもあり、国内外の観光地を対象に取材しています。また、OJTや資格取得支援、新しい提案を歓迎する社内風土などが魅力的です。

4.ツアープランナー

ツアープランナーは、旅行商品の企画・立案を行う仕事です。ターゲットのニーズに合わせた旅行プランを作成し、販売戦略を考えます。創造力や企画力、観光地や有名なホテルなど旅行業界に関する知識を発揮し、特別な旅を形にする役割を担います​。旅行商品を企画する際には訪れる観光地の下見や受け入れ先のホテル、バス会社等との交渉が必要となり、必然的に出張が多くなる職業です。自分の考えたツアーでお客様を喜ばすことができ、とても魅力的な職業です。

仕事内容
ツアーの企画とマーケティング戦略の立案
旅行先の調査と宿泊施設の選定
パッケージツアーの価格設定とコスト管理
キャンペーンの企画と実施
ツアーガイドや現地スタッフとの調整

人気の会社
HIS
海外旅行に強みを持つ旅行会社で、価格競争力があります。HISは、格安航空券や宿泊プランを提供することで、多くの旅行者に支持されています。また、現地サポートが充実しており、安心して旅行を楽しめると評判の旅行会社でもあります。ツアー企画にあたってはアイデア出しや旅行の手配先との調整、企画したツアーのwebページ作成など、幅広く業務をこなす必要があることから、総合職での入社が一般的であり、就職難易度が高いことに注意が必要です。

5.客室乗務員

客室乗務員は、航空機内でサービスを提供し、乗客の安全を守る仕事です。特に、国際線では、世界各国を訪れる機会が多く、旅行好きにはおすすめの職業です。最高レベルの接客スキルとともに、安全管理の知識も必要とされます。世界の様々な都市を訪れることができる客室乗務員という職業は旅行好きに非常に魅力的ですが、とても倍率が高く、就職の際は入念な準備と対策が必要となります。

仕事内容
機内の保安業務
乗客へのサービス提供(食事や飲み物の提供など)
機内販売の管理と乗務記録作成
乗客の搭乗および降機のサポート
飛行機の準備と清掃

人気の会社
日本航空
日本航空(JAL)は、1951年に設立された日本を代表する航空会社で、国内外の多くの路線を運航しています。世界トップクラスの高い安全性と質の高いサービスで知られています。
日本航空の客室乗務員の魅力はなんといっても国内外の都市を訪れる頻度が高い点です。国内主要都市はもちろん世界20か国へ就航しており、様々な都市を訪れることができます。また、今後の経営方針で北米やアジアへの新路線就航を計画しており、今後さらなる成長が見込まれる航空会社です。また、接客や安全に関する厳しい訓練を受けた乗務員は、乗客の安全と快適さを最優先に考え、細やかな気配りと親切心、緊急時の対応能力、言語能力が高く、他業界から非常に高く評価されています。そのため、一定期間勤務後の転職も引く手あまたの魅力的な会社です。

6.在外公館(大使館・領事館)の職員

様々な国に住み、語学力や交渉力などのスキルも高めていきたい人におすすめの仕事が各国の日本国大使館・領事館に勤める事です。日本国大使館・領事館は、海外で日本国の代表として日本のPRや政府、財界との各種交渉を行います。

仕事内容
会議や文書の通訳・翻訳
ビザの発給業務
現地国に関する調査
日本国の広報活動

日本国大使館・領事館(在外公館)
日本国大使館・領事館は外務省が管轄する施設です。そのため、働きたい場合は外務省に就職(入省)する必要があります。外務省に勤めるには、まず日本の公務員試験に合格する必要があります。希望する国があれば、そこの公用語でのコミュニケーションはもちろん、書類作成スキルも必要になる場合が多いです。在外公館で働く職員は外務省が主ですが、扱う仕事によって経済産業省や国土交通省など様々な省庁に所属する職員が在籍しています。しかし、いずれも公務員であり、海外にある日本の大使館・領事館のスタッフになるためには、公務員試験の合格が一番の近道です。希望する国がある場合は空きが出ないと異動は難しいため、なかなか思うようには希望の国への勤務は叶いません。世界中の様々な国に住んでみたいという方はチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

7.世界に拠点のある企業の営業職

外資系企業や海外でビジネスを行う日系企業の営業職は、世界各地を訪れる機会が多く、さまざまな場所を訪れる機会があります。海外出張や駐在を通じて、多様な経験を積むことができ、旅行好きには大変魅力的です。高いビジネススキルと語学力が求められるほか、生活拠点が頻繁に変わる可能性もあるため、就職にあたっては人生プランを慎重に考える必要がある職業です。外資系企業のほか、貿易系や商社などは海外出張の機会が多いことで知られています。

旅行好きにおすすめの業界・進路

旅行好きの人が就職や転職をする際の選択肢は大きく分けて4つあります。これらの選択肢はいずれも出張で様々な場所を訪れることができます。どのような選択肢があるのか解説します。

1. 旅行業界で働く

旅行好きな人の中には、直接的に旅行に関わる仕事をしたいと考える人が多いでしょう。旅行業界には、旅行会社の販売員、ツアーコンダクター、ランドオペレーターなど、さまざまな職種があります。旅行会社の販売員は、お客様に旅行商品の提案を行い、旅行の手配をサポートする役割を担います。また、ツアーコンダクターはツアーの添乗員として、実際にお客様と一緒に旅行をしながら旅のサポートを行います。

旅行業界で働くには、いくつかの資格が有利です。例えば、旅行業務取扱管理者資格や旅程管理主任者資格があります。これらの資格を持っていると、旅行商品の企画や添乗員としての活動において非常に役立ちます​。

2.ホテルで働く

2つ目はホテルで働くという選択肢です。ホテルはキャリアアップするために転職をするのが当たり前の業界です。そのため、全国各地のホテルで経験を積み、その土地での生活を楽しみながらキャリアアップができるとても魅力的な選択肢です。ホテル業界での転職については以下の記事で詳しく解説しています。

3. 出張が多い業界に就職する

旅行好きな人々の中には、仕事を通じてさまざまな場所を訪れることができる職種に魅力を感じる人もいます。例えば、コンサルタント、営業職、国際ビジネスに関わる職種などでは、頻繁に出張が発生するため、各地を訪れる機会が多くなります。そのため、旅行好きの人がさらに多くの場所を訪れようと、あえて出張の多い業界に就職し、仕事をしながらも新しい場所や文化に触れる機会を作る人も多いです。

出張が多い職種は、旅行業界からは離れてしまう場合が多いです。しかし、その分自分の専門性が発揮できたり、旅行業界では活かせない自分の強みを発揮したりすることができ、旅行好きな人にとっては充実したキャリアの選択肢となります。例えば、企業の営業職、IT業界でのプロジェクトマネージャーや、国際機関の職員などがこれに当てはまります​。

4. 海外で就職する

海外での就職も、旅行好きな人々にとって魅力的な選択肢です。海外駐在員や、現地採用として海外企業で働くことで、長期間にわたって異国の文化を体験することができます。語学力や国際的なビジネススキルが求められることが多いですが、その分多くの経験を積むことができます​。海外経験が乏しかったり、ずっと海外に住むことが難しい人は、欧米や東南アジアなどで、ワーキングホリデーの制度を使い、現地で働くこともできます。海外で就職するという選択は日本から生活拠点を移して、お金を稼ぎながらより様々な場所へ旅行をすることができる非常に魅力的な選択肢となります。

まとめ

今回は旅行好きの方におすすめの職業を紹介しました。これまでの趣味としての旅行と就職後の仕事との関係性について慎重に考え、あなたが考える生活スタイルに合った職業への就職を目指しましょう!