新宿という都市の喧騒から少し離れた場所に、
ひっそりと、けれど確かな存在感を放つ温泉旅館があります。

それが「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」。

この宿は、“旅館の本質を編集する”という発想から生まれた、
まさに現代と伝統の交差点のような場所です。

畳の香り、木の温もり、四季のうつろい。

そんな昔ながらの旅館の魅力をそのままに、
靴を脱いで素足でくつろぐ心地よさや、日常を忘れさせる静けさを
都会の中心で叶えるために、この場所は丁寧に設計されました。

そして、その中核を担うのが、和食レストラン「夏下冬上（かかとうじょう）」です。

江戸の食文化をルーツに、東京に集まる全国の旬食材を用い、
鉄板と天ぷらという二つのスタイルで、
“季節を味わう”という贅沢な体験をお届けしています。

旅館という空間が、記憶に残る滞在となるように。

ここでの仕事は、ただの調理ではありません。
訪れるお客さまの“記憶に残る一皿”をつくる、そんな体験の連続です。

季節の移ろいを盛り付けで表現したり、江戸の食文化を現代の感性で再解釈してみたり。
和食の伝統を大切にしながら、枠にとらわれない自由な発想で挑戦できる――それが、この職場ならではの醍醐味です。

また、札幌や関西などの姉妹施設と連携したクロストレーニング制度では、地域ごとの味覚や接客スタイルにも触れることが可能。
「旅館」という枠にとどまらない、多角的なキャリアの築き方ができる環境です。

さらに特徴的なのは、スタッフ一人ひとりの声が、運営そのものに活かされているということ。
「もっとこうしたら喜ばれるかも」という提案が、実際のサービスやメニューに反映されることも多く、
自分の想いやアイデアが、直接ゲストの笑顔につながるやりがいを感じられます。

そして、由縁が大切にしているのは“働く人の豊かさ”も同じ。
天然温泉の利用や社員割引制度、ライフステージに寄り添った福利厚生など、心と身体を整えながら働ける環境が整っています。

ここで積めるのは、技術だけではありません。
「料理を通して、誰かの旅の記憶を彩る」
そんな物語を、あなた自身が紡いでいくことができるのです。

和食だけでなく洋食経験のあるスタッフも多数。
“おいしい”にジャンルの垣根はないという想いで、それぞれが自由な発想を持ち寄っています。

20代～40代の幅広いメンバーが在籍し、互いに学び合える関係性が魅力です。

海外旅行者や国内ゲストからの注目が高まる中で、
より魅力ある“和食の体験”を提供するため、キッチンチームを強化します。
調理技術を磨きながら、新たな挑戦をしたい方をお迎えしたいと考えています。

“旅館の食事”という枠にとらわれず、
「都市にいながら五感で四季を感じる」体験を、料理で表現していくお仕事です。

たとえば、東京にいながら味わえる日本各地の旬の恵みを、
鉄板焼きや天ぷらで表現すること。

あるいは、坪庭を臨むレストランの静けさに寄り添うような、季節の一皿を仕立てること。
ゲストの滞在が「思い出」になるよう、料理の力でそっと寄り添います。

具体的には、以下の業務をお任せします。

・季節の素材を活かした和食・鉄板料理の調理（仕込み〜提供までの一連の作業）
・新メニューの企画・提案（料理長やチームと意見を出し合いながら）
・食材の管理・発注（産地や品質にこだわった食材選定も含みます）
・地域や季節行事と連動した特別メニュー・イベントとの連携
・厨房内の衛生・安全管理、およびPCを用いた食材・メニューの管理業務

日々の調理だけでなく、ゲストの記憶に残る“体験”をデザインする視点を大切にしています。
型にはまらない挑戦や提案も、ぜひあなたのアイデアで形にしてください

板前としての技術を活かしながらも、「もっと自由に、自分らしく料理を表現したい」と感じている方。
そんな方には、きっとこの場所がしっくりくるはずです。

私たちが大切にしているのは、肩書きや経験だけではなく、「誰のために、どんな料理をつくるのか」という想い。

旅先でふと出会った一皿が、忘れられない思い出になる。
そんな“心に残る時間”を届けたいと願う方と、一緒に働きたいと考えています。

・和食の経験を活かしながら、固定概念にとらわれず、創造性を発揮したい方
・料理をただつくるのではなく、「誰のために、なぜこの味にするのか」を考えながら動ける方
・仲間と対話し、協力し合うことを大切にできる方
・まちとつながる食の在り方や、新しい挑戦にも前向きに取り組める方

料理とは、人の心に寄り添う仕事。
だからこそ、ここではあなたの感性や言葉も大切にされます。

あなたの手で、「由縁」のおもてなしを完成させてください。

この場所で出会える“由縁”が、きっとあなたの未来にもつながります。
ご応募を、心よりお待ちしております。